サンフランシスコで自炊した写真を振り返りながら思い出に浸る
3月半ばから1ヶ月間サンフランシスコに行ってきました。
いや、僕だってね。
サンフランシスコで一ヶ月過ごしたからといってそんなの大した話じゃないし、面白い話だと思っている訳じゃあないんですよ。
ただ、思い出はこうして書くことでやっと成仏するみたいなところがあるんです。
そんなに成仏させたいのか?というとよくわかりませんが、とにかく今回でサンフランシスコ関連の投稿は最後とし、この思い出を成仏させます。
自炊生活
サンフランシスコは物価が高く、ご飯はおいしくありません。さらに僕も先輩もお金がありませんでした。
必然的に、僕らは自炊をしました。
僕は日本ではまったく自炊をしない外食バンザイ人間でしたが、自炊をしました。
昼は仕事のため外食でしたが夜は予定がない限り毎日自炊をしました。
先輩と僕で交互に作りその日作らなかった方が洗い物をするのが暗黙のルールでした。
暮らし始めて1週間ちょっと経ってからという意識の低さながらそれ以降は毎日撮っていたので、写真を見ながらなんとなく振り返ります。
自炊写真
- 3/22
- 当番: 先輩
チキントマト煮込みと卵焼き。
チキンは望んだ通りの濃い味。卵焼きは甘くもなくしょっぱくもなく優しい味でした。
掛け値無しに先輩の料理はマジでおいしかったです。
- 3/25
- 当番: 先輩
なぜか早速日が飛んでいるしまた当番が先輩です。
シンプルな肉じゃが。
おいしそうに見えるけど、見た目以上においしかったです。
先輩曰く「日本人は"だし"の味が好きなんだよ」とのことでした。
- 3/26
- 当番: 僕
じゃがいもとパプリカと玉ねぎとニンニクを炒めたもの。
家には常にニンニクがストックされていました。
ニンニクを使えばテキトーに炒めるだけでなんでもご飯が進むものができました。
- 3/27
- 当番: 先輩
前日僕が調子に乗って買って食べきれずに残したウィンナーを使ったペペロンチーノ。
前日は味がなくただ重たく感じたウィンナーがパスタと混じって肉厚で100万倍おいしく感じました。
- 3/28
- 当番: 僕
キャベツと豚バラを炒めたもの。
初めて豚バラを使用しました。
見た目は貧相でしたが豚バラのおいしさがすべてを救ってくれました。
- 3/29
- 当番: 先輩
日本から持ってきた麻婆玉子を使用。
ラー油の味が食欲をそそりました。
千切りキャベツ+マヨネーズは自炊感がありました。
- 3/30
- 当番: 僕
松茸のお吸い物を使ったパスタ。
お吸い物どうこうじゃなくてバターの味が強くておいしかったです。
- 3/31
- 当番: 僕
見た目通りいろいろ入れた料理なんですがこれも全部豚バラが持っていきました。
- 4/3
- 当番: 先輩
先輩がスーパーの肉コーナーで「プロシュートみたいに薄切りにしてほしい」と注文した薄切り牛肉を使った炒め物。
薄切り牛肉が欲しいけれどどうすればいいかわからずにググったら上記のように注文している記事を見つけたらしいです。
しかし「プロシュートみたいに薄切りにしてほしい」と注文したら「すき焼きみたいな感じ?」と聞き返されました。 「『すき焼きみたいに薄切りにして欲しい』って言えばいいのか」という気づきを得ました。
- 4/4
- 当番: 僕
先輩がリビングを掃除してくれたのでこの日からリビングで食べています。
日本から持ってきた鍋キューブを使った味噌味の鍋。
まさに理想の鍋の味でした。
野菜をぶち込んだだけですが幸せな味でした。
- 4/5
- 当番: 先輩
トマトチキンパスタ。
ニンニクが効いて理想的な味でした。
- 4/6
- 当番: 僕
あんかけの素を使ったけどケチったゆえトロみは出ず。
なにをどう料理したか忘れましたが大体おいしかった気がします。
- 4/6
- 当番: 先輩
親なし親子丼と餃子。
親が恋しかったですが、味付けがちゃんとしていておいしかったです。
- 4/7
- 当番: 僕
日本から持ってきた炊き込みご飯の素を使った炊き込みご飯と麻婆玉子とハッシュドポテト。
いろいろ使った割になんとなく貧相な見た目だけどおいしかったです。
特に炊き込みご飯は期待以上のものでした。
- 4/11
- 当番: 先輩
日本から持ってきたマルチャンラーメン with ねぎ + わかめ。
日本にいたら絶対に食べないんですが、これもアメリカではおいしく感じました。
日本っぽいものすべてがおいしく感じられました。
自炊総括
アメリカ生活はすべてのハードルが下がるので新しいことを始めるのには最高の環境ですね。
自炊しない僕でも気持ちよく自炊ができました。帰国したらしなくなりました。
これにてサンフランシスコ生活の振り返りは終了。
いやー、楽しかったですね。