2018年版好きなもの一覧
近頃ふと、ブログには自分の頭の中を書くのではなく、その日あったことなんかをそのまま書いていけばいいのかな?と思うようになった。 とはいえ急に日常を綴るのも恥ずかしい。
まず今日は、自分自身でもない、自分の外の出来事でもない、自分の好きなものについてまとめてみる。
👂 聴くもの
donguri.fm
Web編集者で声がダンディななるみさんとドローンの会社でふわふわしてるなつめぐさんの2人がやってるポッドキャスト。
WEB界隈で話題になっていること、おすすめの漫画の話、仕事のお悩み相談などをゆる〜く話してくれる。
けんすうさんやはあちゅうさんなど、ちょくちょく登場するゲストも魅力的。
たまに役に立っている気がする。
ちなみに僕はdonguri.fmの影響でAirPodsとLINE Pay Cardを手に入れた。
家事をしながら聴く人が多いらしいし、僕も家事をしながら聴いている。まずは家事をしながら聴くのがオススメ。
匿名ラジオ
オモコロのARuFaとダヴィンチ恐山がやってるラジオ。
内容がとにかくくだらな面白くて聴きながら1人で声出して笑ってる。
第86回のタイトル「マリオが主催する立食パーティに誘われたらどうすればいいの?」とかからもうくだらな面白さが察せられるだろう。
面白さを職業にしている人の面白さはすごい。 ジムでトレーニングしながら聴いていたら笑いをこらえすぎてかなり負荷が上がった。
👀 観るもの
LINE LIVE『シイナナルミのお悩み相談室』
YouTuber(?)シイナナルミが読者からのお悩み相談にひたすら答えていくライブ配信。
正直、ただただシイナナルミの顔が好き。
男に対する説教のようなめんどくさい話を延々と続けられるめんどくさい人間性が大好き。 たまに見せる過剰なテンションも好き。
ライブだけど録画もされているので後からでも観ることができる。
Instagram『lute』
インスタストーリーでいろんな企画をやってる映像メディア?なのかな?
企画はコロコロ変わっているんだけど、『chelmicoの火曜サイエンス』とか『それでも告白するみどりちゃん』が好きだったなあ。
luteの難点は、インスタストーリーでやってる特性上見逃したらもう見れないし、誰かに勧めてもその人はもう見れないこと。ネットメディアで後から見れないっていうのは新鮮っちゃ新鮮。
Twitter『りりそん動画』
みなさん!!
— りりそん (@ririson_jp) 2018年2月3日
夜はまだまだこれからですよ!!!#夜これ動画 #りりそん動画 pic.twitter.com/vXBkUc4JIJ
ひたすらに顔がかわいいエンジニアりりそんがTwitterに上げる動画。
リンクは比較的初心者向きのりりそん。もっと理解に苦しむりりそんもいて、それがもう最高に大好き。 好きすぎて簡潔に語ることが難しいから別ブログ書こうかな。
2018/4/1追記: モーメントでまとめた twitter.com
映画『南瓜とマヨネーズ』
新宿武蔵野館で観た。
太賀のことは『ゆとりですがなにか』しか知らなかったけど、そのイメージがあるおかげで「こいつはガチでダメなやつなんじゃないか!?」と思えたのが良かった。
それぞれの登場人物が良い感じにダメだから人間らしく、物語の答えが定まってないから、素直に心に入ってくる。
映画『あゝ荒野』
池袋シネマロサで観た。 前後編合わせたら5時間以上あるんじゃないかな。
この菅田将暉こそ僕の理想とする菅田将暉だった。 そして、木下あかりがめちゃめちゃ愛おしい。
友人に勧めたら「登場人物ひとりも共感できなかった、なにが面白いのかわからない」と言われた。
その、お前に理解されないそれこそがこの映画だよ、と思った。
でも、評価されてるってことは僕みたいな気持ちの人も多いんだろうな。それはそれで良い。
👁 読むもの
LINE『Toss!』
LINEで届く雑誌みたいなもの。 内容はPOPYEみたいな雰囲気(雑)
内容も良いけど、LINEで届く体験が新鮮! ブックマークとかめんどくさいことしなくても友達登録しとけば届いてLINEアプリ上で読めて完結、これとても快適。
この形式はもっと流行って欲しい。
サブスクリプション課金をLINEが導入できればもっと広がるのかなあ。
おんなのはきだめ - チャイ子
たま〜にしか更新されないブログ。(現時点2記事?)
繊細で感傷的な内容に反して、ズボラな性格のチャイ子さんのTweetも魅力。
2018/4/1追記: 本人公認(笑)
他人のブログにリンク張られると通知くるから見るんだけど、繊細な文章を書くのにズボラな性格をしてるツイートがおもろい、みたいなことを書かれてて、バレてる〜〜〜うれし〜〜〜ってなった
— チャイ子ちゃん® (@chainomanai) 2018年3月31日
佐々木ののか
プロポーズと内省 (1月15日から1週間のこと) | アパートメント
「いつか誰かの琴線ぶっちぎる」がキャッチコピーだった気がする佐々木ののかの文章。
僕自身は大人しく起伏のない人生を歩んでいるから全然共通点はないはずなのに、その素直に淡々と綴られる感情に共感できてしまう気がする。
このブログ冒頭の、日常をそのまま綴りたくなったのは佐々木ののかの文章に起因する。
佐々木ののかの文章を読むと、人生とか生活とか、そういうのをやりたくなってくる。
やってるはずなんだけどね。
好きなものは、好きな人と違っていくらでも好き好きできるのが良い。
いくら好き好きしても、返ってくることがない代わりに、責められることもない。
好きな感情を好きなままに好きでいられる素晴らしさよ。
書いてみたら、思っていたより前まで触れていたようなものとは違っていた。
僕が考えている以上に、僕は変化しているのかもしれない。
母の口癖は「食べたものが身体を作るんだよ!」だった。
似たようにして、好きなものが僕の心を作っているのかもしれないな、と思った。
数年後に観たら良い思い出になるかも。
以上、好き好きを集めたブログでした。
性格が君にそっくりの男がいると彼女は言った
昨日会った女友達にこう言われた。
「見た目以外は君にそっくりの男友達がいるんだけど、そいつは好きになれないなんだよ。見た目以外(性格)はまるで同じなのに」
それを聞いてどうリアクションすべきか、ウーン、と頭を抱えてしまった。
すると続けて、
「君のほうが見た目が良いってことなんだから、喜びなよ」
とフォロー(?)してもらったが、変わらずウーンと呻くことしかできなかった。
彼女を半分ディスることになるけれど、たぶん、誰が言われてもあまり喜ばない言葉だと思う。
別にショックを受けたわけではないし、彼女が何気ない気持ちでこぼしたであろう言葉に長々と反証するようでマジ気持ち悪い行為と自覚しているけど、久しぶりのブログということで思考の言語化とタイピングの練習がてらその理由を整理してみる。
喜べない理由はきっと3つあった。
1. 僕が褒められているわけではなく、そいつが貶められているだけだから
「同じ性格で違うのは見た目だけなんだけどさ、そいつと違って君はなんか良いよね」のような言い方だったら喜べたことだろう。なんなら惚れる。
言い方ひとつで受ける印象は大きく変わるよね。図々しいけど。
2. 自分の見た目に自信がないから
自信がないと言うと自分を卑下しているみたいだけど、そうじゃなくて、敢えて言い換えるなら「この言葉を喜べるほどの自信はない」となる。
「へへん、そうだろ?普通こんな性格してたらキモいけど、僕はこの見た目だから許されちゃうもんね」とか思えるぐらいに自信があれば喜べたかもしれない。
しかし、そこまでの自信はないから、1つ目の理由と関連して、自分が褒められているように感じることはできなかった。
3. 自分の内面に自信があったから
この話を書き始めたときは2つ目までで終える予定だったんだけど、書いてる途中でこの第三の理由に気付いてしまった。
ショックを受けたわけではないと書いたけど、やっぱりちょっとげんなりしていた。
2つ目の理由まででは喜ばないまでも落ち込むことはないはず。ちょっとげんなりしたのは「自分の内面に自信があったから」に他ならない。
「見た目以外はまるで同じ」と言われてしまったら「内面はどこにでもいる平凡で代わりの効くもの」と言われていることと同義だ。
人間が 内面 + 見た目 で構成されているとすると、僕という人間は彼女の発言と僕の自己評価により
- 内面 = ふつう。ありふれている (彼女の発言より)
- 見た目 = 大したことない (僕の自己評価より)
となってしまい、つまり僕の人間がしょうもないことが立証されてしまうではないか。
嫌だ嫌だそんなの、僕は特別な人間になりたい。
以上が彼女の発言をあまり喜べなかった理由であり、喜ぶ代わりに感じたことのまとめだ。
「自分は特別な人間だ」なんて、大なり小なりみんな思っているだろうけど、大人としてどこまで言って大丈夫な(= イタくない)言葉なんだろうね。
なんだかただ友達をディスって自分のナルチシズムを晒しただけの誰も幸せにしないブログになっちゃった。
ウーン
無為を愛することにした
雨降りの休日が好きだ。
雨は、部屋で一人の僕を肯定してくれる。
晴れてしまえば、外で遊べてしまう。外で遊べてしまえば、外で遊ばなくてはならない気がしてしまう。
雨が降れば、外で遊べないし、外で遊ばなくていい。
雨は、部屋にこもってぼーっとする僕を赦してくれる。
ここ数ヶ月、やたらと孤独を感じる。
僕は元々友達が少なく一人で過ごす時間が多いけど、急に孤独を感じるようになった。歳を重ねるほどに体力がなくなり、心まで弱くなってしまったんだろうか。
孤独を解消するためにいろいろと試してみた。
まず、本や映画に浸ってみた。
物語に没入することで現実世界の孤独を忘れようという戦略だ。
これ、始めは良かったんだけど、ある時からガクッと興味のある本や映画が見つからなくなり、見ても面白いと思うことが少なくなった。なんでかはわからない。飽きたのかな。
次に、仕事に打ち込んでみた。
幸いなことに仕事は恐ろしいほどの裁量とやりがいを与えてくれたが、打ち込めなかった。打ち込みようはいくらでもあったけど、打ち込むためのエネルギーがなかった。
僕にとって、あくまで仕事はエネルギーの消費どころであり、得どころではないんだと感じた。
さらに、ジムに通い始めた。
これはなかなかいい。今までも何回か通おうとしては三日坊主で終わっていた僕が週1.5回を2ヶ月ほど続けている。
痩せたいとかムキムキになりたいとかではなく、ただ気を晴らすために通っている。なかなかいいけど、ジムが僕の日常に与える影響はほんの小さなものだ。圧倒的に足りない。
それから、酒を飲んでみた。
孤独な人間は酒を飲みがちらしい。なるほど確かに飲みたくなる。酒を飲むことは身体にはよくないだろうけど、それでも孤独な人間が酒を飲みがちなのは、身体の健康を害してでも守るべき何かを守っているんだろう。
しかし、先日調子に乗ってひとりで飲みまくっていたらひどい二日酔いになった。貴重な休日を夕方まで何も食べれず吐いては眠ってを繰り返して過ごすハメになった。しかも一人で酔ったものだから誰にも介抱してもらえないし、バカなことしたと笑い合うこともできない、話すことがなければ思い出にもならない。さすがにバカらしいから飲酒は控えることにした。
そして、占いに行ってみた。
大仰なものではなく、予約不要でパッと入ってみてもらえるところだ。元々占いは好きだけど、当然ながらお客さんは女性ばかりで躊躇った。昼食前に行く予定が昼食後に行ったぐらい躊躇った。
躊躇いに打ち勝ってやっと会えた占い師の先生にはこんなことを言われた。
まず、「あなたはこれまでいろんな人に甘えて生きてきたから、今はひとりで生きる修行なのよ」と。
続けて「あんたは2016年と2017年が運勢悪くて、その中でも2017年の来月、再来月が最悪の月だね。この期間はとにかく受け身でじっとしてなさい」と言われた。
いやいや、なんで修行しなくちゃいけないの?一生甘えて生きさせてくれよ。しかもこれからまさに運勢最悪!?勘弁してくれよ。
…とは思ったものの、なんとなくほっとした。ああ、この孤独感はそういう時期だからなのか。
漠然と続く実態のない不安に理由を与えてもらえた。
そして「とにかく受け身でいなさい」との指示。
元々超絶受け身な性格だけど、現状の不安を打開するには受け身ではなく能動的に行動しなくてはダメなんだと考えていた。
そこへ「受け身でいなさい」の言葉をもらった。受け身でいろと言われたら、能動的でいられないし、能動的でいなくていい。
占いは、受け身な僕を赦してくれた。
占い然り、雨の休日然り、僕は始めから何もしたくなかったんだと気づいた。
目指すべきは能動的なアクションではなく、何もしない無為な時間だったんだ。
そんなわけで。
無為を愛することにした。
占いを受け、このブログを書き始めたのが7月末。
無為を愛していたらブログを書くのも後回しに3ヶ月が過ぎちゃったよという話。
まだまだ無為を愛していきたいね。
- 作者: しいたけ
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2016/12/31
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尊敬する先輩について
あなたには目標としたり師と仰ぐ上司や先輩がいるだろうか。
もちろん僕にも尊敬できる人は多くいるけど、尊敬できるからといってその人になりたいとか憧れることにはならない。
僕にはそういう人がいないなあと長らく思っていたんだけど、いた。
この人は間違いなくそうだ。新卒で入った会社の先輩だ。
先輩はハードワーカーで、ムードメーカーで、ガチ体育系出身で、ヘビースモーカーだった。
それぞれの要素を取ってみてもそれほど憧れないけど、先輩は憧れだった。
ふつうキャリアとか職種とかを考えたときの仕事っぷりを尊敬したり手本にするものだと思うけど、先輩のキャリアには憧れないし、そうなりたいとも思わない。
僕が憧れたのは先輩の生き様だった。
先輩の何がそんなに良いのかうまくは説明できないので、個々のエピソードを綴る。
- 初日
僕が入社した初日、デスクには額に肉とか口ヒゲとか小学生みたいな落書きをされた女優のうちわが置かれていた。
「これ入社祝いね」と言われた。
僕は社会人になって2年半、3社目の今でもそのうちわを使っている。
なかなか丈夫だ。
- 風俗
先輩は給料が入ると毎月風俗に行っていた。
給料日じゃなくても「ア〜〜〜風俗行きて〜〜〜」と仕事しながら呟いていた。
「昨日のこの子がマジで最高だったんだよ」とホームページを指差して教えてきたりもした。
「彼女はめんどくせえし風俗最高っしょ」という姿勢にオス的な強さを感じた。
- 彼女
彼女ではなかったかもしれないけど、「キャバ嬢と同棲するかもしれねえ」と言っていた。
店に通って口説いてよく家に泊まりに来る仲になったそうだ。すごい。
しばらくして「どうなったんですか?」と聞いたら「あいつの部屋の汚し方がマジでひでえからブチギレて追い出した」とのことだった。
先輩は潔癖なほどの綺麗好きでもあった。
- 麻布
先輩は麻布の風呂なしアパートに住んでいた。
別に麻布は会社から近くはないし、風呂なしアパートに住むぐらい余裕がないなら他の街に住めばいいのに。
それでもわざわざ麻布に住むのが先輩だった。
- ブログ
先輩はブログを書いていた。
先輩の好きな趣味のことや日常の素朴な疑問を取材してネタにしていた。
ブロガー同士の繋がりを嫌い1人で研究しながら All About のアクセス上位を取るなど結果を出していた。
- 親孝行
先輩は毎月給料から数万円を親に渡しているらしかった。
給料日に父親からからの電話に出たあと「今日仕事終わり会いに来るって。ヤクザだよなまったく」と笑っていた。
給料日に限らずしょっちゅう食事に行っているようだったし、両親のことを楽しそうに語ることも多く、かなり仲が良さそうだった。
- 髪型
先輩は髪を切る度に毎回違う髪型にしていた。
ある時はターミネーター2のジョン・コナーみたいな髪型で、
ある時は長い髪を後ろで結んでチョンマゲを作っていた。
学生時代からずっと変えていると言っていた。
毎回同じなんてもったいないだろとかそんな理由だった気がするけど、忘れた。
- スカッシュ
先輩はいきなりスカッシュに通い出した。
「全国3位の人がコーチなんだ!これで俺もオリンピック目指すぜ!」と言って、会社にラケットを持ってきていた。
- 彼女2
やはり先輩はモテる。
僕もいた飲み会で先輩は先輩を気に入った女の子を持ち帰り、そのままその子と付き合った。
その子と言いつつその女の人は先輩よりも歳上だった。
「まあ、向こうは良い歳だから向こうが望むなら結婚するつもりだよ」と語っていた。
しかしその人との関係も短い間に終わってしまったようだった。
詳しいことは知らない。
もっといろいろあるけど、量が多いのでこれぐらいにしておく。
(特に仕事での調整や凄まじいハッタリスキルでずいぶん守ってもらった)
気付けば僕は最後に会った先輩の歳になっていた。
僕はエンジニアとしていろいろな経験をさせてもらっている自負があるし、当時の先輩と比べ単純な技術力では特別劣っているとは思わない。
しかし、当時の先輩をまるで超えられない。
これからいくら技術を身につけたとしても、仕事ができるようになったとしても、人間として先輩を超えられる気がしない。
絶望的なほどに高い壁がある。
いつも全力でかっこつける先輩は、単純に、かっこよかった。
最近、ドラマ『火花』を観た。
先輩のかっこよさは神谷に似ている。
会社を辞めてから連絡さえ取っていないけれど、先輩の伝記を書いてみるのはいいかもな、と思った。
- 作者: 又吉直樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2017/02/10
- メディア: 文庫
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伊豆シリコンバレー化計画?
昨日は両親が東京に来て一緒にご飯を食べるなどしました。
僕の父は定年退職した80歳ぐらいのおじいさんですが、やたらエネルギッシュで、今回はなかなか壮大な構想を語ってくれました。
その名も
伊豆シリコンバレー化計画
この名前は僕が勝手に付けました。
"シリコンバレー"って言葉はちょっとダサいので他の言葉が欲しいですね。
伊豆シリコンバレー化計画とは?
名前で大体わかると思いますが
伊豆をシリコンバレーのようにIT企業がたくさん集まるITの聖地にしよう
という構想です。
僕の出身は伊豆です。
両親は今も伊豆に住んでいます。
伊豆といえば海を想像する人が多いかもしれませんが、温泉もたくさんあります。
特に僕の地元は 伊豆長岡温泉 が近くにあり温泉旅館もたくさんありますが、近年次々に閉鎖されているらしいです。
そんな閉鎖中の温泉旅館を改築してオフィスにし、IT企業に使ってもらおう
という計画です。
オフィスに温泉付いてたら魅力的じゃね?
ついでにジムとか付ければIT企業来るっしょ!
農業やらで若者呼ぶより絶対効果あるっしょ!!
というノリです。
ほんとに魅力的?
ほんとに魅力的だと思います。
とりあえず僕という1人のITエンジニアの意見として 温泉めっちゃいいですね。
他の職種はわかりませんが、エンジニアは特にデスクワークが多く身体に負担がかかる上に頭を使う仕事で性格は合理主義のため健康志向の人が多く、温泉とか好きな人も多い印象はあります。
SPAJAMとかもあるしIT系の人はみんな温泉好きなんじゃないかな?
※SPAJAMは「温泉でハッカソン」をする日本最大級(?)のハッカソンイベントです
spajam.jp
また、伊豆は意外(?)と東京へのアクセスが良いです。
三島から東京が新幹線で1時間弱なので、伊豆長岡から東京でも1時間半程度で行けます。
週2回東京の会社とミーティングが必要でも、1時間半なら行けそうじゃありませんか?
1時間半の労力と引き換えにオフィスに温泉が付くのであれば僕は温泉を選びます。
実現できるのか?
実現可能性はまったくわかりませんね。
だって父は権力者でもないし旅館や行政にツテがあるわけでもなく普通の無職のおじいさんです。
さらに本当に偏見なのですが、役所の人ってこういう話持ちかけられてもめんどくさがるだけじゃないですか?
父はクレーマー気質なところがあるので余計、めんどくさい人として一蹴されそうです。
そもそも、IT企業の気持ちをIT経験ゼロの80歳のおじいさんが代弁したところでまったく説得力ありません。
良い案だと思うんだけどなあ、どうなんだろう。
支持さえ集められるのならば別府市の湯〜園地計画みたいにクラウドファンディングするのも楽しそうです。
camp-fire.jp
クラウドファンディングするにしても掲載までに行政に認められたり協力的な旅館を見つけたりクラウドファンディングに載っけるムービーを作成したり、かなりの人を動かす必要がありそうです。
どのくらい実現可能性のある話なんでしょうか。まったくわかりません。
とりあえず父はこれから資料を作って役所へ持ちかける(というかもう既に話しに行ってる?)と言っていました。
まとめ
僕の気持ちとしては
- IT企業及び僕からしたらかなり魅力的なんじゃないかな
- 使われてない温泉旅館を有効活用できるし社会のためにもなりそう
- 僕個人は東京も好きなのですぐさま実現してほしいってわけでもない
という感じです。
上2つの理由とせっかく父ががんばっているのだから応援したい気持ちはあります。
しかしどうすればいいのかマジでわからないし、とりあえずおもしろい話だからブログに残しとこう、と思った次第です。
昼休みに温泉入ったら眠くなりそうですね。
就業後は飲み会じゃなくてみんなで温泉で語らうとかも魅力的。
仕事前の朝風呂めっちゃしたい。
- 作者: デイヴ・アスプリー,栗原百代
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/09/18
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AirPodsいいぞ
4月半ばに AirPods を入手したのでレビューを書きます。(今更)
AirPodsとは?
2016年のAppleのイベントで発表されました。
発表時は「2016年10月下旬発売」とのことでしたが、"下旬"という曖昧な表現から漂う不安は裏切られず、発売は12月13日となりました。
まあ発売が1ヵ月半遅れるぐらいなんでもありませんが、驚くべきことに発売2日後からから5ヵ月が経とうとしている今日(5月11日)まで 6週間待ち という状態が続いています。
AirPodsの入手
もちろん6週間待って入手する方法もありますが、店頭在庫を狙い撃ちすることで待たずに入手できます。僕はこの方法で入手しました。
店頭在庫入手の方法はこことかに詳しく書いてあります。 mag.app-liv.jp
僕はこの方法を donguri.fm で知りました。
ありがとう、donguri.fm!! (というか narumi さん)
AirPodsの良いところ
- つけ心地がノーストレス
もともと他にワイヤレスヘッドホンを持っていましたが、AirPodsは格段につけ心地が軽いです。
付けてもらわないことにはわからないでしょうが、強いて言うなら 付けながらご飯を食べれるぐらいノーストレス です。
イヤホン付けながらご飯食べるってけっこう嫌じゃないですか?
それが人類の共通認識だと信じて語りますが、付けながらご飯を食べれるぐらいノーストレスなんですよ。すごいでしょ。
他のデメリット全てを吹き飛ばすぐらいにこれがサイコーで最強です。
- ペアリングのスムーズさ
iPhoneの近くでケースのフタを開いてワンポチ、です。
これも使ってみなければわからない且つ説明が面倒なのでとにかく使ってみましょう。
AirPodsの悪いところ?
- 落としそう?
今のところ ほぼ 落としていません。
走ったりしてもけっこう大丈夫なんですが、物理的にぶつけたら落とします。
落としそうっていうか 落としたらなくしそう なのが問題なんですよね。
それはたぶんその通りなんですが、ぶっちゃけなくした経験がないと全然問題に感じませんね。
- ダサい?
そうでもないんじゃない?
センスは好みの問題なのでわかりませんが、AirPodsを付けていることは 一定程度の社会ステータスの証明 になるのです。
AirPodsを知ってる時点でそれなりのITリテラシーというかガジェットリテラシーがあるし、所持していればなおのことそうだし、1.6万のよくわからんそれをポンと買えるのはまあ最低限まともに働いているからこそでしょう。
したがって、サンダルに短パンTシャツのだらしない格好をしていてもAirPodsを付けていれば 「あ、この人はまともな人だけど今はリラックスした格好をしているのね」 と見てもらえるんじゃないでしょうか(たぶん)
- ボタンがない
強いてこれが唯一最大の欠点かと思います。
「片耳から外すと再生」「両耳につけると再生再開」というサイコーな機能があるんですが、それ以外の「音量操作」「次の曲」「前の曲」の操作ができません。
いちいちiPhone から操作しなければいけません。これはイタい。
AirPodsは2タップで Siri を呼び出せるんですが、ぶっちゃけ Siri 使いませんよね。
まとめ
本日伝えたいことは3つ
- 巷でよく聞く欠点は個人的にそうでもない
- 唯一の欠点はボタンがないこと
- 他のデメリット全てを吹き飛ばすぐらいにつけ心地の軽さがサイコーで最強
あとなんか書こうと思ったことある気がしましたが忘れました。
音質は違いがわかりません。
beatsXは知りませんが楽しさを選ぶならAirPodsでしょう。
とにかく、AirPodsはいいぞ。
Apple AirPods 完全ワイヤレスイヤホン Bluetooth対応 マイク付き MMEF2J/A
- 出版社/メーカー: Apple Computer
- 発売日: 2016/12/14
- メディア: エレクトロニクス
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センスだけが足りない焦り
2ヶ月前に引っ越しました。
ちょうどその頃仕事が忙しかったりその後すぐサンフランシスコに行ったせいで、部屋がずっと引っ越し後のごちゃごちゃした状態のままでした。
帰国して数日の休日も経て今日でようやく部屋が片付いたかな、という感じです。
さあ、家具を買うぞ!ソファーが欲しいぞ!
...と思ったけど、あれ?どこでどんなソファーを買えばいいんだろう。
さて、ゴールデンウィークです。
残念ながら少し仕事が残って1日は出勤しますが、2日以降は休みで6連休です。
さあ、連休だ!ボーナスも残ってるし、気分転換に遠くへ行こう!
...と思ったけど、うーん、どこに行けばいいんだろう。
僕は決してお金持ちではありませんが、社会人になってしばらく経ち、一通り買いたいものを買い、引っ越しも済ませ、ようやくお金に余裕ができ始めました。
よっしゃ〜これからはある程度好きなものを選んで買えるぜ!
と、喜ぶべき状況のはずなのに...悩ましい。
お金がないうちはとにかく一番安いやつを選べばよかったのでどれを買うかなんて迷うことはありませんでした。
買えるものを買って満足するしかなかったし、満足できなかったとしてもそれはお金がないせいでした。
当然のように「お金さえあれば自分はもっとカッコいい買い物ができる」と信じていました。
しかしお金ができたことで「お金があってもセンスがないとカッコいい買い物はできない」ことに気づきました。
そして僕はセンスがありませんでした。
センスだけが足りないんです。
誰のせいでもなく"ただ自分に才能がないせい"なのです。
お金がない悩みとはまた違った絶望があります。
自分のポテンシャルの底に到達してしまった気分です。
繰り返しますが、僕は決してお金持ちではありません。
ポテンシャルが浅いから相対的にお金がある感覚がしているだけです。
僕がこの投稿で「お金がある」と強調するぶんだけ「僕はセンスがありません」と言っていることになるのです。
そうそう、仕事でもそうなんです。
ずっと「そのうち企画的なことやりたいな〜」と思っていたことが予想外に叶って「じゃあ企画してみなよ。面白かったら会社でやるから」と言われてしまいました。
う、うん、や、やったー。
....でも、どうすればいいんだろう?
やりたいとは言いつつなんの努力もしていませんでしたし勝手にまだ先の話かと思っていました。
チャンスが与えられないうちは「チャンスないからな〜」と言い訳することができましたが、チャンスが与えられてしまえばそんな言い訳はできません。
できないとすれば誰のせいでもなく"ただ自分に才能がないせい"なのです。
センスだけが足りないんです。
今まで奥底に潜んでいてなかなか実態を拝むことのできなかった「自分のポテンシャル」がいきなり白日のもとに晒されたような心地です。
幸運に恵まれたことで、今まであまり感じたことのない焦りを覚えています。
少しずれた話になるかもしれませんが、今の僕のような気持ちを「焦燥」と言うのでしょうか。
ちょうど最近読んだ『ぼくは勉強ができない』で、大学進学など進路に悩む主人公「時田秀美」に対して年上の彼女「桃子さん」が以下のように諭していたのが印象的でした。
焦燥というのよ。(中略)でも、それって、ちっとも、だいそれた気持じゃないのよ。大きな服を着せられた子供がむずかるようなものよ
僕も、いきなり晒されたポテンシャルがびっくりしてしまって、この焦燥をだいそれた気持ちに感じてしまっていたようです。
「大きな服を着せられた子供がむずかるようなもの」ならば、身体が大きくなるのを待ちましょうかね。
いろいろ幸運には恵まれましたが、まだ「桃子さんみたいなサイコーのお姉さんが欲しい」という願いが叶ってないので、これが叶ったらがんばりますね。
- 作者: 山田詠美
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/05/08
- メディア: 文庫
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