裏切りの人間性と、奇人的自己紹介による自由の獲得

素敵なダイナマイトスキャンダル』という映画を観てきた。


映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』予告編

「母親がダイナマイトで心中した」という自己紹介

これは、小学校1年生のときに実の母が不倫相手である自分の友人とダイナマイトで心中をしたという経験を持つ末井昭の自伝の映画化となる。
小学校1年生のときに実の母が不倫相手である自分の友人とダイナマイトで心中をしたという経験...
やばすぎる。

作中でも、主人公である末井昭がその事実を知らない登場人物に母親のことを尋ねられ「いや、俺の母親、ダイナマイトで心中したんスよ」と答えるシーンが度々登場する。

母親がダイナマイトで心中するなんて、不憫極まりない。
悲しい出来事だと思うし、自分はその立場になりたくない。
世の中からもそんな出来事はなくなって欲しいと願う。

それはそれ、これはこれとして、だ。
「母親がダイナマイトで心中したんスよ」という自己紹介、ちょっと良いな。

この自己紹介があれば、この先のコミュニケーションがどれだけ奇人でも許される。

キャラという束縛と、裏切りの人間性

よほど気が大きい人間でない限り、一度くらいは自分のキャラ、立場によって悩んだことがあるはずだ。
「こんなこと言いたいけど、自分のキャラ的に言えない...」みたいなことだ。
真面目キャラで通っていれば急に下ネタとか言えないし、おちゃらけたキャラなら面白いことを言わなければいけないプレッシャーを感じたこともあるだろう。

気にしなければいいだけだけど、気になるもんは気になる。

僕自身はその見た目からか、真面目に見られがちだ。
確かに、"一般的な規範を守る"という意味では真面目だけど、特に勉強に関しては確実に不真面目だった。

夏休みが明けても夏休みの宿題は手をつけてすらいなかったし、大学では授業に行かず家で寝ていて単位を落としまくった。
そんな人間性でありながら、初対面の人には真面目に勉強するタイプだと思われた。思われて、何度も裏切ってきた。

勝手な先入観を裏切ることが悪いことだとは全く思わない。
だけど、その勝手な先入観を抱かれる度にちょっとだけドキドキして変な感じがする。

この人、僕のこと真面目な人間だと思ってるけど、違うんだよな。
でもわざわざ「僕は不真面目な人間です!」って言うのもおかしいし自意識過剰だ。
とすると、何か偶然のタイミングでこの人は気づくのだろう。それはどんなタイミングで、この人はその時どんなことを思うんだろう。

そんなことを考えていてモヤモヤする。

いまいち共感できない人は、髪をバッサリ切って出社(登校)した日の気持ちを思い出してほしい。
誰も何も思わないとわかっていてもちょっとドキドキする。
「あ、髪切ったんだね」と言われるまで、「この人は気付いたのか?」「なんて思ったんだ?」と考えてしまう。
とは言え自分から「ほら、髪切ったんですよ!どうですか?」と言うのも図々しい。
裏切りの人間性を抱える気持ちは、この気持ちに似ている。

束縛からの脱却

もともと、わざわざこうやって束縛と語るには大げさなほど小さい束縛だけど、この縛りがグッと緩んで生きやすくなる出来事があった。
留年だ。

勉強に不真面目で授業に全然出席しなかった僕は、当然のごとく留年した。
学費と生活費を出してもらった親には心底申し訳ないと思っているが、僕にとって留年はサイコーの人生経験だった。
留年生という立場があれば、真面目に勉強をするやつだと思われない。後から裏切ることもない。最高。

「不真面目だったり少しでも変わった経歴を持つこと」は、「不真面目で変わっていても赦されるということ」だと思った。

奇人的自己紹介

で、その点において「母親がダイナマイトで心中した」は最強だ。
そんな自己紹介を言われたら、そいつがどれほど破天荒なことを言い出しても納得するだろう。

どれだけ急に変なこと言っても気にならないだろう。そりゃあ変なこと言っても、しても、母親がダイナマイトで心中した経験を持つならしょうがないなと。

奇人的な自己紹介をすれば、どんな人間性になろうが赦される。
奇人的な自己紹介を手に入れることは、自由を手に入れることだ。

結論

まあだからと言って母親がダイナマイト心中するとか無理だし、無理じゃなくても絶対いやだ。 じゃあどうすればいいのかっていうと具体策はあんま思い浮かばねー。だけど、自分のキャラとか流れとかをぶった切って、少し外れた要素を持とうと意識して日々生活することでそのうち報われるんじゃねぇの?
期待を裏切って急に話を終わらせたりすんのもたまには良いと思うぜ。
じゃあなバイバイ

代官山TSUTAYAに来て考えた、人を浴びる効用について

初めて代官山TSUTAYAに来てみた。
予想の倍ぐらいの広さに、予想の5倍ぐらいの人がいる!ワクワクがすごい。


占い師からのすすめ

どうして来たのかというと、先日渋谷でみてもらった占い師におすすめされたからだ。
渋谷で遊んだ帰り道、気分が良かったのでちょうど通りがかった道に出ていた占い師に声をかけて占ってもらった。

占いは楽しい。
普段なら自分の話ばかりするやつはウザがられるけど、占いではひたすら自分のことを話していい。占い師もひたすらに僕の話をしてくれる。
しかも結構褒めてくれたり。さらには僕よりも僕のことを知っているように色々教えてくれる。楽しい。
もしかしたら僕は占いをキャバクラ的に使っているのかもしれない。

閑話休題

渋谷の占い師は陽気な人で楽しかった。
占い師が言うには「出会いが欲しい人にはみんな代官山のTSUTAYAをおすすめしてるの。毎週行って、本を読んで、コーヒー飲んで、いろんな人を見る。これ勧めて女の子40人ぐらい(?)恋人できちゃったからね」とのことだった。(正確な表現は定かじゃないけどこんな感じ)

女の子はナンパされるからで逆に男はナンパでもしなきゃそんなことないでしょ、
とか思ったものの、そんなふうに言われる代官山TSUTAYAってどんな場所だろう?と思い、本日来てみた次第だ。


代官山TSUTAYAと代官山の印象

予想の倍ぐらい広く、予想の5倍ぐらいの人がいて、ワクワクする。
そしてちょっと独特の雰囲気がある。みんな赤の他人だし、誰かと関わりにここに来たわけではないんだけど、活気があってなんとなく距離が近い。

なるほど確かに占い師が言ったようなロマンチックが生まれそうだ。
馴れ初めを語るのにも「代官山のTSUTAYAで出会って..」ってちょっとかっこいい。


代官山に来るのはたぶん2回目。
知らない街を散歩するのはけっこう好きだ。すれ違う人を眺めてなんとなくその属性を考える。

代官山の印象は、一定数やたら若い女の子(高校生ぐらい?)がいるのと、まっすぐにおしゃれな大人が多いって感じ。
まっすぐにおしゃれな大人たちはそのまっすぐさゆえちょっとオラついている。

まっすぐすぎるのはちょっと窮屈だから、個人的には下北沢ぐらいのひねくれてる雰囲気の方が好きだ。
下北沢は好きだけど、下北沢が好きとは言いたくないところが下北沢の難しいところ。

以前、下高井戸という街に住んでいたんだけど、ここは良かった。
世田谷と杉並のちょうど境界線上にあって、そのあたりの雑多な趣を感じさせつつ、下北沢ほどあからさまではないから「下高井戸、好きです」と言いやすい。
職場への近さを重視して池袋へ引っ越してしまったけど、またこんな雰囲気の街に住みたいなと思う。


人を浴びる効用

閑話休題(2)。

誰かと話すわけじゃなくても、人混みに揉まれる気持ち良さってあると思う。

東京に出た頃は人の多さがひたすらに嫌だった。
今だって満員電車は嫌いだし、イベントや人気の飲食店で待たされて並んだり、旅行や他の確固たる用事があるときの人混みは嫌いだ。
でもそうじゃなくて、ただなんとなく人が多いことには不思議な心地良さを感じるようになってきた。

僕はこの心地よさを 人を浴びる効用 と呼んでいる。
(効用って言葉の使い方が間違っている気もする)

ブログを書いたり趣味でプログラミングをしたり、休日も何かとPCを触る。
そんなときは家で作業するのではなく、外に出ることが多い。
家では集中できないとかって理由もあるだろうけど、なんとなく人を浴びるために外に出ている気がする。


人混みがキライ!と言う人には理解されないかもしれない。
きっとそんなあなたは普段から人といっぱい関わっている人気者だろう。

そうでない人、日常にちょっとした寂しさを感じる人には一定数共感してもらえるんじゃないかな。
僕と同じように、満員電車や行列は嫌いだけど、ガヤガヤした人並みに心地よさを感じる人もいると信じている。

ちょっとだけ寂しい...とは言え知らない人と関わりに行くのはしんどいし、知っている人にすら連絡するのも億劫で、友達と話すことすら面倒に思う日もあるはずで。
そんなとき、出会わずに、話さずに、なんとなく人を浴びるってのはなかなかちょうどよく気持ちいい行為だと思う。

(この趣味、実はけっこう気持ち悪い?)


人浴びスポット

休日の作業にはスタバを使うことが多い。
スタバでMacドヤ顔と揶揄されてしまうけど、やっぱりスタバがちょうどいい。

静かに集中して作業しようとだけ考えれば、ルノアールとか、穴場の古めかしい喫茶店とかもあるんだけど、人を浴びるにはスタバがいい。
ちょっと混んでて、人の出入りがあって、若者が多くて活気に満ちている。
スタバは、快適に作業しつつ人浴びができる ちょうどいい人浴びスポット だ。


で、うまく繋げられないけど、何が言いたいかというと、
代官山TSUTAYAは絶好の人浴びスポットだ! ってこと。

普通のスタバ以上に人の出入りが多いし、混雑しているものの席数が多いから一人ならなんやかんや座れる。
若干のオラつきはあるかもしれないけど、おしゃれだったり綺麗な人が多いから眺めていても楽しい。

代官山TSUTAYA
占い師の意図とは少し違うかもしれないけど、素敵な人浴びスポットを見つけることができた。

人浴びスポット みたいな基準で評価されている場所を知らないから、どうやって探せばいいのかわからない。でも、それはそれできっと楽しい。
こうやってふらふらと出歩くことで、もっともっと人浴びを追求していきたいな。

大人になるか子どもでいるか、自分が変わるか世界を探すか

最近、自分の子どもっぽさが嫌になることが増えた。
学生の頃はまだ良かったんだけどさ、もう27歳だよ。そろそろ大人になりたい。やれやれ嫌になっちまうぜ。

そんなことをボヤくと、当然ながらこう言われる。

「大人になるってどういうこと?」

当然の疑問なのに、その時僕は答えられなかった。

そんな中、この前Netflixでドラマ『最高の離婚』を観て気付きがあった。 第3話にこんな会話があった。

「諒君ってね、楽なのよ。めんどくさくないの。」
「あ〜大事。男の価値って、めんどくさいかめんどくさくないかで決まると思うんです!」
「男はそこがわかってないの。こだわりがどうとか」
「男のこだわり…最悪!」

※諒君: 綾野剛演じるモテ男

www.netflix.com

めんどくさい…それだ!
この話においては「男の価値」とされているが、これこそ僕の考える「大人になる」だ。

大人になることは、めんどくさくなくなることだ。

大人のおっさんってさ、めんどくさくないよね。自分の人生やポジションをわかっていて、適切な距離を取り、納得していてそれ以上を求めない。実にめんどくさくない!
子どもっぽさが嫌になるときは、まるっきり逆のことをやってしまっている。自分の人生もポジションもどこに当てはまってどうなるのか全然わからない。人との距離の取り方も全然わからん。わかんないから納得もできないしちょっと良いポジションに期待しちゃったり素敵な人に憧れちゃったりしちゃう。これがね、(他人からしたらきっと)実にめんどくさい!

大人に憧れて大人のフリをしようとして、これが余計にめんどくさくさせてしまう。
例えば「自分ブサイクだからさあ、誰にも認められず、さみしくて…」と呟けば明らかにめんどくさい人間だ。これがめんどくさいのはわかる。だからそんな明らかなめんどくささを避けて、なんやかんやの辻褄を合わせようと「いや、なかなか他人に心を許せなくてね…」みたいなことを言ってしまう。めんどくさいこと避けようと、よりめんどくさいことを言ってしまっている気がして落ち込む。

大人のフリをしようとしても、大人の余裕がなければめんどくさいままだ。

そんなことを考える最中、昨日今日で『夏の前日』という漫画を読んだ。全5巻だからサクッと読める。

これ、最高だった。

端的に言えば、絵画に没頭する気難しい美大生の男が、美人で粋なお姉さんにかわいがられながら見守られながら恋をする話だ。

この主人公の男青木が、ほんとぉ〜にめんどくさいやつ。
でもさ、めんどくさいままに愛されていたんだよね。めんどくささ含めてまるっと愛に包まれていた。

夢。

この主人公青木には絵画があるし、そもそもフィクションだ。
でもこうしてめんどくさい男がめんどくさいままに愛されてる…これが、これこそが最高じゃないか。

めんどくさくても赦されたい。
めんとくさいまま愛されたい。

そりゃあ愛されるために自分が変わるよりは、変わらないままの自分を愛されたいよね。
それじゃ愛されないから大人になりたかったんだけど、夏の前日を読んでしまったら羨ましすぎて大人になる気を削がれてしまった。

あーあ、まだしばらくは大人になれないかも。

優しさには力が必要だ、という話

彼女がその名を知らない鳥たち』という映画を観てきた。

m.youtube.com

映画の内容をものすごく無理矢理な断面で切り取るなら、優しいが不潔な男が蒼井優にウザがられ、不誠実なイケメンが蒼井優を楽しませる物語だ。(繰り返すけど、ものすごく無理矢理な断面だ)

優しさには力が必要だ、と思った。

力のない男がいくら誠実に好意を示しても気持ち悪ければ迷惑だ。
一方で、不誠実なイケメンはその場しのぎの嘘で軽く弄ぶだけで女の子を喜ばせる。

いくら尽くしても力のない男の愛情はめんどくさいし、いくら不誠実でもイケメンには力があるからだ。
優しい男が損をして、チャラい男が得をするよね〜なんてことを言いたいのではない。不誠実だろうがチャラいイケメンの方が女の子を幸せにしている=優しいのではないか?という話だ。
優しくなりたいのであれば、尽くすのではなく、力を付けなくてはならない。


お金で考えるともっとわかりやすい。

僕はそれほどお金持ちになりたい欲求はなくて、そこそこのお金でまあまあ楽しく過ごせればいいかなと思っていたんだけど、最近ではこれってすごく独り善がりな考えだと気付いた。

お金があれば、親に最新の家電をプレゼントして親孝行できるし、子供がいれば教育費をがっつりかけてやりたい事を応援できるかもしれない。好きな女の子がいれば、きれいなレストランに連れて行ってとびっきりおいしいものを食べさせられるかもしれない。

お金がいらないとは、それら他人を喜ばせることを放棄することだ。

募金なんかもっと象徴的だ。
毎日街頭に立って悲劇を叫ぶよりも、お金を稼ぐ力があって、財力があればぽんと大金を出せるかもしれない。

財力が誰かを喜ばせる力、すなわち優しさになる。


とびっきり誰かを喜ばせたい…!
優しくなりたい…!
力が欲しい…!

というわけでジムに来たけど休館日だった。
喜ばせる誰かは特にいないけどいつかのその日に備えて今日は家でゆっくり休息力を高めることにした。

ついでに言うと、やっぱり誰を喜ばせるわけでもなくともただお金持ちになりたい。

2018年版好きなもの一覧

近頃ふと、ブログには自分の頭の中を書くのではなく、その日あったことなんかをそのまま書いていけばいいのかな?と思うようになった。
とはいえ急に日常を綴るのも恥ずかしい。

まず今日は、自分自身でもない、自分の外の出来事でもない、自分の好きなものについてまとめてみる。


👂 聴くもの

donguri.fm

twitter.com

Web編集者で声がダンディななるみさんとドローンの会社でふわふわしてるなつめぐさんの2人がやってるポッドキャスト

WEB界隈で話題になっていること、おすすめの漫画の話、仕事のお悩み相談などをゆる〜く話してくれる。
けんすうさんやはあちゅうさんなど、ちょくちょく登場するゲストも魅力的。
たまに役に立っている気がする。
ちなみに僕はdonguri.fmの影響でAirPodsとLINE Pay Cardを手に入れた。

家事をしながら聴く人が多いらしいし、僕も家事をしながら聴いている。まずは家事をしながら聴くのがオススメ。 https://twitter.com/chainomanai/status/980070452558118913


匿名ラジオ

omocoro.jp

オモコロのARuFaとダヴィンチ恐山がやってるラジオ。

内容がとにかくくだらな面白くて聴きながら1人で声出して笑ってる。

第86回のタイトル「マリオが主催する立食パーティに誘われたらどうすればいいの?」とかからもうくだらな面白さが察せられるだろう。

面白さを職業にしている人の面白さはすごい。
ジムでトレーニングしながら聴いていたら笑いをこらえすぎてかなり負荷が上がった。


👀 観るもの

LINE LIVE『シイナナルミのお悩み相談室』

live.line.me

YouTuber(?)シイナナルミが読者からのお悩み相談にひたすら答えていくライブ配信

正直、ただただシイナナルミの顔が好き。

男に対する説教のようなめんどくさい話を延々と続けられるめんどくさい人間性が大好き。
たまに見せる過剰なテンションも好き。

ライブだけど録画もされているので後からでも観ることができる。


Instagram『lute』

www.instagram.com

インスタストーリーでいろんな企画をやってる映像メディア?なのかな?

企画はコロコロ変わっているんだけど、『chelmicoの火曜サイエンス』とか『それでも告白するみどりちゃん』が好きだったなあ。

luteの難点は、インスタストーリーでやってる特性上見逃したらもう見れないし、誰かに勧めてもその人はもう見れないこと。ネットメディアで後から見れないっていうのは新鮮っちゃ新鮮。


Twitter『りりそん動画』

ひたすらに顔がかわいいエンジニアりりそんがTwitterに上げる動画。

リンクは比較的初心者向きのりりそん。もっと理解に苦しむりりそんもいて、それがもう最高に大好き。
好きすぎて簡潔に語ることが難しいから別ブログ書こうかな。

2018/4/1追記: モーメントでまとめた twitter.com


映画『南瓜とマヨネーズ

youtu.be

新宿武蔵野館で観た。


太賀のことは『ゆとりですがなにか』しか知らなかったけど、そのイメージがあるおかげで「こいつはガチでダメなやつなんじゃないか!?」と思えたのが良かった。

それぞれの登場人物が良い感じにダメだから人間らしく、物語の答えが定まってないから、素直に心に入ってくる。


映画『あゝ荒野』

youtu.be

池袋シネマロサで観た。
前後編合わせたら5時間以上あるんじゃないかな。

この菅田将暉こそ僕の理想とする菅田将暉だった。
そして、木下あかりがめちゃめちゃ愛おしい。

友人に勧めたら「登場人物ひとりも共感できなかった、なにが面白いのかわからない」と言われた。
その、お前に理解されないそれこそがこの映画だよ、と思った。
でも、評価されてるってことは僕みたいな気持ちの人も多いんだろうな。それはそれで良い。


👁 読むもの

LINE『Toss!』

LINE Add Friend

LINEで届く雑誌みたいなもの。
内容はPOPYEみたいな雰囲気(雑)

内容も良いけど、LINEで届く体験が新鮮!
ブックマークとかめんどくさいことしなくても友達登録しとけば届いてLINEアプリ上で読めて完結、これとても快適。

この形式はもっと流行って欲しい。
サブスクリプション課金をLINEが導入できればもっと広がるのかなあ。


おんなのはきだめ - チャイ子

chainomu.hateblo.jp

たま〜にしか更新されないブログ。(現時点2記事?)
繊細で感傷的な内容に反して、ズボラな性格のチャイ子さんのTweetも魅力。

2018/4/1追記: 本人公認(笑)


佐々木ののか

note.mu

プロポーズと内省 (1月15日から1週間のこと) | アパートメント

「いつか誰かの琴線ぶっちぎる」がキャッチコピーだった気がする佐々木ののかの文章。

僕自身は大人しく起伏のない人生を歩んでいるから全然共通点はないはずなのに、その素直に淡々と綴られる感情に共感できてしまう気がする。

このブログ冒頭の、日常をそのまま綴りたくなったのは佐々木ののかの文章に起因する。

佐々木ののかの文章を読むと、人生とか生活とか、そういうのをやりたくなってくる。
やってるはずなんだけどね。



好きなものは、好きな人と違っていくらでも好き好きできるのが良い。
いくら好き好きしても、返ってくることがない代わりに、責められることもない。
好きな感情を好きなままに好きでいられる素晴らしさよ。

書いてみたら、思っていたより前まで触れていたようなものとは違っていた。
僕が考えている以上に、僕は変化しているのかもしれない。

母の口癖は「食べたものが身体を作るんだよ!」だった。
似たようにして、好きなものが僕の心を作っているのかもしれないな、と思った。

数年後に観たら良い思い出になるかも。
以上、好き好きを集めたブログでした。

性格が君にそっくりの男がいると彼女は言った

昨日会った女友達にこう言われた。
「見た目以外は君にそっくりの男友達がいるんだけど、そいつは好きになれないなんだよ。見た目以外(性格)はまるで同じなのに」

それを聞いてどうリアクションすべきか、ウーン、と頭を抱えてしまった。
すると続けて、
「君のほうが見た目が良いってことなんだから、喜びなよ」
とフォロー(?)してもらったが、変わらずウーンと呻くことしかできなかった。


彼女を半分ディスることになるけれど、たぶん、誰が言われてもあまり喜ばない言葉だと思う。
別にショックを受けたわけではないし、彼女が何気ない気持ちでこぼしたであろう言葉に長々と反証するようでマジ気持ち悪い行為と自覚しているけど、久しぶりのブログということで思考の言語化とタイピングの練習がてらその理由を整理してみる。


喜べない理由はきっと3つあった。


1. 僕が褒められているわけではなく、そいつが貶められているだけだから

「同じ性格で違うのは見た目だけなんだけどさ、そいつと違って君はなんか良いよね」のような言い方だったら喜べたことだろう。なんなら惚れる。
言い方ひとつで受ける印象は大きく変わるよね。図々しいけど。


2. 自分の見た目に自信がないから

自信がないと言うと自分を卑下しているみたいだけど、そうじゃなくて、敢えて言い換えるなら「この言葉を喜べるほどの自信はない」となる。

「へへん、そうだろ?普通こんな性格してたらキモいけど、僕はこの見た目だから許されちゃうもんね」とか思えるぐらいに自信があれば喜べたかもしれない。
しかし、そこまでの自信はないから、1つ目の理由と関連して、自分が褒められているように感じることはできなかった。


3. 自分の内面に自信があったから

この話を書き始めたときは2つ目までで終える予定だったんだけど、書いてる途中でこの第三の理由に気付いてしまった。

ショックを受けたわけではないと書いたけど、やっぱりちょっとげんなりしていた。
2つ目の理由まででは喜ばないまでも落ち込むことはないはず。ちょっとげんなりしたのは「自分の内面に自信があったから」に他ならない。

「見た目以外はまるで同じ」と言われてしまったら「内面はどこにでもいる平凡で代わりの効くもの」と言われていることと同義だ。

人間が 内面 + 見た目 で構成されているとすると、僕という人間は彼女の発言と僕の自己評価により

  • 内面 = ふつう。ありふれている (彼女の発言より)
  • 見た目 = 大したことない (僕の自己評価より)

となってしまい、つまり僕の人間がしょうもないことが立証されてしまうではないか。
嫌だ嫌だそんなの、僕は特別な人間になりたい。



以上が彼女の発言をあまり喜べなかった理由であり、喜ぶ代わりに感じたことのまとめだ。
「自分は特別な人間だ」なんて、大なり小なりみんな思っているだろうけど、大人としてどこまで言って大丈夫な(= イタくない)言葉なんだろうね。

なんだかただ友達をディスって自分のナルチシズムを晒しただけの誰も幸せにしないブログになっちゃった。
ウーン

無為を愛することにした

雨降りの休日が好きだ。
雨は、部屋で一人の僕を肯定してくれる。

晴れてしまえば、外で遊べてしまう。外で遊べてしまえば、外で遊ばなくてはならない気がしてしまう。
雨が降れば、外で遊べないし、外で遊ばなくていい。
雨は、部屋にこもってぼーっとする僕を赦してくれる。



ここ数ヶ月、やたらと孤独を感じる。
僕は元々友達が少なく一人で過ごす時間が多いけど、急に孤独を感じるようになった。歳を重ねるほどに体力がなくなり、心まで弱くなってしまったんだろうか。

孤独を解消するためにいろいろと試してみた。


まず、本や映画に浸ってみた。
物語に没入することで現実世界の孤独を忘れようという戦略だ。
これ、始めは良かったんだけど、ある時からガクッと興味のある本や映画が見つからなくなり、見ても面白いと思うことが少なくなった。なんでかはわからない。飽きたのかな。

次に、仕事に打ち込んでみた。
幸いなことに仕事は恐ろしいほどの裁量とやりがいを与えてくれたが、打ち込めなかった。打ち込みようはいくらでもあったけど、打ち込むためのエネルギーがなかった。
僕にとって、あくまで仕事はエネルギーの消費どころであり、得どころではないんだと感じた。

さらに、ジムに通い始めた。
これはなかなかいい。今までも何回か通おうとしては三日坊主で終わっていた僕が週1.5回を2ヶ月ほど続けている。
痩せたいとかムキムキになりたいとかではなく、ただ気を晴らすために通っている。なかなかいいけど、ジムが僕の日常に与える影響はほんの小さなものだ。圧倒的に足りない。

それから、酒を飲んでみた。
孤独な人間は酒を飲みがちらしい。なるほど確かに飲みたくなる。酒を飲むことは身体にはよくないだろうけど、それでも孤独な人間が酒を飲みがちなのは、身体の健康を害してでも守るべき何かを守っているんだろう。
しかし、先日調子に乗ってひとりで飲みまくっていたらひどい二日酔いになった。貴重な休日を夕方まで何も食べれず吐いては眠ってを繰り返して過ごすハメになった。しかも一人で酔ったものだから誰にも介抱してもらえないし、バカなことしたと笑い合うこともできない、話すことがなければ思い出にもならない。さすがにバカらしいから飲酒は控えることにした。


そして、占いに行ってみた。
大仰なものではなく、予約不要でパッと入ってみてもらえるところだ。元々占いは好きだけど、当然ながらお客さんは女性ばかりで躊躇った。昼食前に行く予定が昼食後に行ったぐらい躊躇った。

躊躇いに打ち勝ってやっと会えた占い師の先生にはこんなことを言われた。
まず、「あなたはこれまでいろんな人に甘えて生きてきたから、今はひとりで生きる修行なのよ」と。
続けて「あんたは2016年と2017年が運勢悪くて、その中でも2017年の来月、再来月が最悪の月だね。この期間はとにかく受け身でじっとしてなさい」と言われた。

いやいや、なんで修行しなくちゃいけないの?一生甘えて生きさせてくれよ。しかもこれからまさに運勢最悪!?勘弁してくれよ。
…とは思ったものの、なんとなくほっとした。ああ、この孤独感はそういう時期だからなのか。
漠然と続く実態のない不安に理由を与えてもらえた。

そして「とにかく受け身でいなさい」との指示。
元々超絶受け身な性格だけど、現状の不安を打開するには受け身ではなく能動的に行動しなくてはダメなんだと考えていた。
そこへ「受け身でいなさい」の言葉をもらった。受け身でいろと言われたら、能動的でいられないし、能動的でいなくていい。
占いは、受け身な僕を赦してくれた。

占い然り、雨の休日然り、僕は始めから何もしたくなかったんだと気づいた。
目指すべきは能動的なアクションではなく、何もしない無為な時間だったんだ。

そんなわけで。
無為を愛することにした。


占いを受け、このブログを書き始めたのが7月末。

無為を愛していたらブログを書くのも後回しに3ヶ月が過ぎちゃったよという話。
まだまだ無為を愛していきたいね。

しいたけ占い 12星座でわかるどんな人ともうまくいく方法

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